高級クラブで働くことによるメリットとデメリットをご紹介

高級クラブはラウンジやキャバクラよりも価格設定が高く、一般の方ではなかなか利用できないお店です。

利用者も経営者や役員、医師といった高収入かつ高役職である人が多く、ホステスにはお客様に見合った接客が求められます。

高収入の方が集まることから、「高級クラブで働くと高収入を得られるのでは？」と考える人は多いことでしょう。

今回は、高級クラブで働くことによるメリットとデメリットをご紹介します。

 

高級クラブで働くことで得られるメリット

下記にて、高級クラブで働くことで得られるメリットをご紹介します。

 

ほかの夜のお店よりも稼ぎやすい

一般的な高級クラブの時給は10,000円程度であり、それにプラスして指名の売り上げや売り上げのバックマージンが乗ります。

この金額はほかの夜のお店よりも高額であり、勤務時間や日数によっては数十万円以上を稼ぐことができます。

はじめはゼロヘル（お客様がゼロでヘルプ係）から始まりますが、お客様や経験が増えることによって高収入を狙えます。

気遣いや話が上手な女の子の場合、すぐにお客様が付いたり指名を受けたりできることから、短期間で収入増加が期待できます。

 

お客様がややこしくない

ラウンジやキャバクラで働いていると、なかには品がなかったりセクシャルな話をしたりするようなお客様に就くことがあります。

いわゆる「ややこしい」お客様であり、お店によってはブラックリストに載ったり強制的に退店させられたりすることも考えられます。

しかし、高級クラブでは品位が求められる役職の方がお客様であるため、ややこしい方が少ない傾向にあります。

社会的に成功している方はどのような振る舞いをしているのかなどを間近で見られる点も、高級クラブのメリットといえるでしょう。

 

教養が身に付く

先述の通り、高級クラブに出入りするお客様は経営者や役員、医師といった、高収入かつ高役職の人たちです。

そのような職業のお客様は日々多くの人と話し、さまざまな選択や業務に追われています。

また、年齢の割には若い話に合わせることができるなど、一般の方にはない柔軟な思考を持っている人が多くいるものです。

接客しているつもりが逆に勉強させてもらったというホステスは、実は多くいます。

 

玉の輿に乗れるかも

高級クラブには富裕層が集まり、そのなかには独身の男性もお店に足を運ぶことがあります。

はじめはお客様とホステスの立場だったとしても、徐々に関係性が近くなり、玉の輿に乗ったホステスは多くいます。

ほとんどの男性はホステスよりも一回り近い歳の差がありますが、それでもOKというホステスが恋愛を経て伴侶となるのです。

ただし、ホステスには男性に見合った容姿や所作などが求められるため、簡単には玉の輿に乗ることができません。

 

自分を評価してもらえる

経営者や役員、医師は社員や患者さんを観察し、その結果をフィードバックして改善を図ります。

この業務はいわゆる職業病とも呼べるほど体に染みついているものであり、お酒を飲んでいても抜けることはありません。

なかには直球でホステスにフィードバックをする男性がいますが、人生の成功者である以上素直に受け入れることをおすすめします。

フィードバックをくれるということは改善ができる期待の表れであり、気に入られている証拠ともいえるでしょう。

 

高級クラブで働くことによって生じる可能性があるデメリット

こちらでは、高級クラブで働くことによって生じる可能性があるデメリットをご紹介します。

 

夜型の生活になる

ほとんどの高級クラブは会社の提示が終わる19時から20時頃に営業を開始し、深夜に閉店します。

そのため、高級クラブで働くことによって必然的に昼型から夜型の生活に代わってしまう点には注意が必要です。

太客の場合は明け方になるまで付き合うこともあるため、日々のケアが重要となります。

とはいえ、ラウンジやキャバクラでも同様のことが言えるため、自己管理が得意な女の子は狙ってみても良いでしょう。

 

アルコール摂取がほぼ確定している

高級クラブではシステム上、お客様が下したボトルのお酒はホステスも飲まなければなりません。

ラウンジやキャバクラの場合はお客様さえ良ければ、ソフトドリンクでも問題ない点が異なります。

どれだけお酒を飲んでも、勤務時間中はしっかりと接客をしなければならないため、お酒が弱い女の子には厳しいでしょう。

人によってはお酒が翌日まで残ることがあるため、自己管理の徹底と限界量の判断が重要です。

 

高水準の教養や知性を身に付ける必要がある

高級クラブに来店するお客様は高いレベルの教養や知性を身に付けているため、ホステスもそれに合わせなければなりません。

ほかのお店ではおバカキャラで通っても、高級クラブでは白い目で見られるということもしばしばあります。

そのため、高級クラブで働く際にはマナーや常識のほか、毎日のニュースチェックが欠かせません。

また、お客様の趣味や吸っているタバコの銘柄を覚えることも、ホステスとしては当然の業務となります。

 

ホステス同士の人間関係

こちらは高級クラブに限ったことではありませんが、お店で働く以上ママやほかのホステスと関係が悪化することがあります。

従業員同士の関係が悪化するとヘルプに入ってもらえなかったり、お客様に雰囲気を察せられたりします。

その結果、店内にいづらい雰囲気になってしまい、客足が離れてしまう可能性があります。

ホステスの性格を見て、言いたいことをハッキリ言うべきかやんわり言うべきか、言わざるべきかなどを判断しなければなりません。

 

まとめ｜高級クラブのホステスは楽に稼げる仕事ではないが、見返りが大きい

今回は、高級クラブで働くメリットとデメリットをご紹介しました。

下記、高級クラブで働くことによって得られるメリットの一例です。

• ほかの夜のお店よりも稼ぎやすい
• お客様がややこしくない
• 教養が身に付く
• 玉の輿に乗れるかも
• 自分を評価してもらえる

 

一方、高級クラブで働くと夜型の生活になる、アルコール摂取がほぼ確定しているといったデメリットがあります。

しかし、デメリットのほとんどはほかの夜のお店にもいえることであるため、独特な問題ではありません。

夜のお店で自分のスキルを磨きたい女の子は、高級クラブで働いてみてはいかがでしょうか？