パパ活

不倫?愛人?パパ活女子が混同されがちなパパとの関係性に迫る

不倫?愛人?パパ活女子が混同されがちなパパとの関係性に迫る

パパ活はパパと女の子がデートをして、パパは楽しい時間を過ごしてもらった代わりにお小遣いを渡すものです。

本人たちからするとギブアンドテイクの関係にあり、立派なビジネスであるといえます。

しかし、第三者から見ると援助交際や不倫と間違われることが多々あり、あまり良い印象を持たない人がいます。

特に、パパの奥さんからすると「不倫をしている」ととらえられることも少なくありません。

そこで今回は、不倫や愛人といった、パパ活女子が混同されがちなパパとの関係性についてご説明します。

 

不倫とは?

まずは不倫とはどのようなものなのかについて、ご理解をいただきたいと思います。

不倫とは、既婚者の方が奥さん(旦那さん)以外の異性と性行為を行うことを指します。

金銭の授受に関係なく、大人の関係を持つことで不倫をした、といえます。

混同されがちな言葉のなかには「浮気」がありますが、浮気は肉体関係がなくても使われます。

つまり、不倫は浮気のひとつに含まれるといえるでしょう。

また、浮気は軽い心のはずみで行うことがありますが、不倫は相手に愛情を持っているといった違いもあります。

まとめると、不倫と浮気には下記のような違いが挙げられます。

  不倫 浮気
結婚 既婚者のみが対象 未婚者も対象になる
肉体関係 あり なくても使われる
継続性 あり 一過性も含まれる
相手への愛情 あり ない場合も含まれる

 

パパ活においては、大人の関係を持ってしまうとパパは奥さん以外の人と不倫をしたといえます。

一方、大人の関係以外のデートをしている場合、パパは奥さんに浮気を疑われてしまうものです。

 

愛人とは?

愛人とは明確な定義はありませんが、恋愛感情はなく、金銭的な関係を持つ男女が挙げられます。

そのため、パパ活はとらえ方によってはパパと女の子の愛人関係にあるといえます。

愛人を語るうえでよく耳にする言葉に、「愛人契約」というものがあります。

愛人契約とは、既婚者が奥さん(旦那さん)以外の異性との間で締結する契約を指すものです。

考え方によっては、パパ活も愛人契約を締結してデートを行い、女の子はお小遣いを受け取る手段だといえます。

下記、パパ活の際に契約する、デートの内容と費用相場です。

顔合わせ 5,000円から10,000円程度
食事デート 5,000円から30,000円程度
カラオケ 10,000円から30,000円程度
ドライブデート 20,000円から50,000円程度
買い物デート 20,000円から50,000円程度
旅行 30,000円から100,000円程度
体の関係 30,000円から100,000円程度
定期契約の相場 100,000円から300,000円程度

 

ただし、契約とはいっても明確に契約書を残すことは少なく、あくまで口約束やメッセージ上にメモとして残すことが多いです。

また、愛人契約は民法第90錠より、「公の秩序又は善良の風俗(公序良俗)」に反する行為とされています。

そのため、法律上では愛人契約は無効とされる可能性が高い点には注意が必要です。

「〇〇をしたのにお金を得られなかった」としても、訴えが却下される可能性が高いのです。

ほかにも、愛人契約が無効となることによってパパの奥さんから慰謝料を請求される可能性がある点にも注意しなければなりません。

 

パパ活女子は慰謝料を請求される?

結論として、パパ活であったとしても、パパの奥さんから不倫と疑われた場合、慰謝料を請求される可能性があります。

女の子からすると、パパ活はお小遣い稼ぎの方法のひとつとして実施していると思います。

しかし、パパと肉体関係を持った場合や、頻繁にデートを繰り返している場合は慰謝料を支払う可能性が発生します。

基本的に、慰謝料が発生するケースは不貞行為があったときです。

不貞行為とは、パパと奥さんの結婚生活が危機にさらされることが挙げられます。

浮気や不倫といった行為が不貞行為に当たるもので、パパ活も含まれる可能性があります。

 

慰謝料を支払わなくても良いケース

一方、下記の場合は慰謝料を支払わなくても良いケースであるといえます。

  • 不貞行為がなかった場合
  • 性行為がなかった場合
  • パパを既婚者だと知らなかった場合

 

前提として、パパと奥さんが結婚しており、夫婦生活が危機にさらされなかった場合は不貞行為にはなりません。

特に、性行為が行われなかった場合はよほどの頻度で会わない限り、不貞行為にはならない可能性が高いです。

また、パパが既婚者であることを本当に知らなかった場合も、慰謝料の支払いを回避できます。

これはパパに未婚であるとだまされていたことが起因するケースで、パパに責任が発生します。

ほかには、すでにパパと奥さんの結婚生活が破綻している場合なども不貞行為にはなりません。

 

慰謝料の金額

こちらでは、パパ活が不貞行為としてみなされた場合に支払う慰謝料についてご説明します。

不貞行為が原因で夫婦生活が破綻した場合

不貞行為が原因で夫婦生活が破綻した場合、慰謝料の相場は200万円から300万円程度になります。

奥さんからすると、「あなたのせいで夫婦生活が破綻したから、その責任を取れ」ということをあらわしたものです。

ここでいう夫婦生活の破綻とは離婚を指すもので、夫婦生活の終了を意味します。

 

不貞行為が原因だが、夫婦生活を継続する場合

不貞行為が発覚したものの、パパと奥さんが引き続き夫婦生活を送る際は50万円から100万円程度の慰謝料が発生します。

先述した結婚生活の終了よりも負担は少なくなっていますが、それでも女の子にとっては重い負担でしょう。

不貞行為はご家庭に大きな影響を及ぼすため、注意しなければなりません。

 

このように、既婚のパパとパパ活をすることで大きなリスクを背負うことになる可能性があります。

不貞行為として認められたくない、リスクを抑えたいという女の子は、パパを探す際に独身であることを条件に入れましょう。

 

まとめ|既婚のパパはリスクがある

今回は、不倫や愛人といった、パパ活女子が混同されがちなパパとの関係性についてご説明しました。

不倫は既婚者の方が奥さん(旦那さん)以外の異性と性行為を行うことを指すものです。

一方、愛人とは特定の条件下で金銭のやり取りが発生するお付き合いを指します。

そのため、パパ活女子は愛人に近い存在であるといえます。

既婚のパパとパパ活をすると、奥さんに不貞行為として訴えられる可能性があるため注意が必要です。

パパを探す際に、リスクを避けるために独身の男性に声を掛けることも戦略のひとつです。